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  文豪小泉八雲が愛した水の都松江市。東に中海、西に夕日が美しい宍道湖、松江城の周りには堀川が走り、いたるところで水の風景に出会えます。城下町として栄え、数多くの文化遺産が今も残り、国際文化観光都市に指定。  
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松江の魅力

 
出雲は美しい穏やかな土地です。

北側には東西65キロメートルの島根半島が長々と横たわって、日本海の風涛を防ぎ、

南側には重畳たる中国山脈が1000メートル級の高峰を連ねて走り、

それらに抱かれた出雲は、まるで箱庭のようなこじんまりとした世界です。

宍道湖と中海の二つの湖水はアップリケのように出雲の風情を引き立たせています。

静かな空の下で、雲は人の心を追い掛けながら去来します。

益田出身の作家田畑修一郎は湖水の風景を見ながら。

雲は多いばかりでなく美しい。

(略)いつとはなしに、雲を見ては水を眺め、水を見ては雲の方に目をやったりした。

(略)私には、この水と空と雲とのつくり出す或る微妙なたゆたひが、

あらゆる出雲的な性格に反映しているように思われる。

志賀直哉『濠端(ほりばた)の住まひ)』より

ひと夏、山陰松江に暮した事がある。

(略)私は此処で出来るだけ簡素な暮しをした。

人と人と人との交渉で疲れ切った都会の生活から来ると、大変心が安まった。

虫と鳥と魚と水と草と空と、それから最後に人間との交渉ある暮しだった。

こう記した志賀直哉が、友人里見と三カ月余り滞在したのは、大正3年の夏のことでした。

直哉32歳、里見27歳でした。

直哉はそのころ、孤独と不安な精神状態にありましたし、里見も恋愛問題で苦しんでいました。

里見『在る年の初夏に』より

二人は松江の宿を拠点に、よく近郊を歩きました。

旧い神話の舞台である土地は、私たちにも忘れられない美しい印象を残した。

と書いています。

芥川龍之介が失恋の痛手を癒すため、友人井川(恒藤)恭の招きで松江を訪れたのは、大正4年のことでした。

彼は滞在中、地元の松陽新報に松江の印象記を投稿しました。

芥川龍之介『松江印象記』より

松江は殆ど、海を除いて「あらゆる水」を持っている。

椿が濃い紅の実をつづる下に暗くよどんでいる濠の水から、(略)

滑らかな硝子板のような光沢のあり、

どことなくLIFELIKEな湖水の水に変るまで、水は松江を縦横に貫流して、

その光と影との限りない調和を示しながら、

(略)絶えず懶(ものう)い呟(つぶや)きを此処に住む人間の耳に伝えつつあるのである。

渡辺淳一も『みずうみ紀行』で書いています。

宍道湖ほど(略)自然のおおらかさをたたえている湖はない。

宍道湖には原色のけばけばしさはありません。

その周りの山々も、松江の町並みも淡い色に包まれ、落ち着いた静けさが感じられます。

こうした風景を、

五木寛之『地図のない旅』より

松江は永遠に静かな、すんだ町なのだろう。

立原道造『長崎ノート』より

しづかだ、だが、そのしづかさは眠ってゐるしづかさだ。

と書いています。

しかし、穏やかに広がる湖水の光と影、家並みを水面に映し出す風情の中にかすかにきらめくものが潜み、旅人の郷愁を誘っています。

二葉亭四迷の心に文学的なものを芽生えさせたのは、少年期を過ごした松江の風土でした。

また多くの作家、詩人が松江の風景を求めて訪れました。

昭和2年、島崎藤村は次男鶏二と訪れました。

10日余り山陰を旅した藤村はこの町が大変気に入って、いっそ松江の人にでもなってしまおうか『山陰土産』と冗談を飛ばすほどでした。

その3年後、与謝野鉄幹、晶子夫妻が松江に遊びました。

幼児期を大社で過ごした阿部知二は『宍道湖のほとり』でこう記しています。

出雲の印象は、私にとっては宍道湖の中心として心にあらわれてくる。

(略)温和な、親しみやすい、一見平凡ともいえそうな、しかし繊細で陰影がゆたかで、どことなく夢幻的なものを感じさせる。

その宍道湖が温和な姿をかなぐり捨てる一瞬があるのです。

それは夕陽に映える湖です。

宍道湖に於て見るペきものはただ一つしか無い。

壮麗なる落日のけしきである。

『諸国畸人伝−小林如泥』と書いた石川淳だけでなく、夕陽の美しさを描いた文人は少なくありません。

田山花袋『山水小記』、駒田信二『湖と私』、尾崎士郎『雷電』、岡本太郎『日本再発見』など……

数え切れないほどの文人たちが、神秘的な情景に魅せられたのでした。

大正2年暮れから、二年余り出雲今市に住んだ詩人の田中冬二の詩集『青い夜道』に「松江」という詩があります。

「秋になった 湖水の鱸の美味しいころとなった 秋の星座をうつしたしづかな湖水に 鱸はかなしくも美味になっていった

宍道湖は四季折々の味覚を楽しませてくれます。

鱸が悲しくもおいしくなるころ、白魚捕りの漁火が湖面にきらめき、長い冬ごもりに入ります。

出雲は茶どころです。

安来出身の陶芸家河井寛次郎は次のようにいっています。

出雲の冬は、炬燵とぽてぽて茶で明けくれた。

薄茶がこの町の暮らしの中に立てられ出したのは何時頃であったろう。

朝10時頃になると家人はみな座敷に集まって、火鉢か炬燵の横に短冊形の茶箱を置いて母親たちが立てました。

江戸時代、民家にとって無縁であった不昧の茶の湯は、知らず知らずの間に民衆に受容されていったのです。

そして、陶器、漆器、工芸、和菓子、料理などの茶道文化は、民衆に見守られて育ちました。

『神々の国の首都─松江』と、日本人の気付かなかった音に聞き入って、知られぬ日本の面影を求めたのは小泉八雲でした。

からころと下駄の音が、漸次高く響いてくる。

大橋の上で下駄の鳴る音は、何うしても忘れられない。

彼は明治23年(1980)はるばる長い旅をして松江にやって来ました。

孤独な八雲の心に出雲の自然と文化、そして人々がどれほど慰めとなったか、はかり知れません。

開高健もいっています。

この町へくるには濁りに濁り、疲れに疲れしたうえでのほうがいいのではあるまいかと思われる。

  

松江市観光一覧

 
 
松江城
松江開府の祖堀尾吉晴が、慶長12年(1607)から足掛け5年の歳月をかけて築城しました。 千鳥が羽根を広げたように見えることから「千鳥城」と呼ばれています。 山陰で唯一現存する天守閣は黒塗りの下見板で覆われ、荘重かつ優美な姿は訪れる人々を魅了します。 さらに、最上階の望楼から360度にわたって見降ろす街並みの眺めは圧巻です。
島根県松江市殿町1-5
 
松江歴史館
出雲国の中心地松江は、松江城天守をはじめ造成当時の掘割やまち並みを今に残す城下町です。館では、城や町の仕組み、移り変わり、そして現在の町に隠された秘密について、資料展示はもちろん、映像、模型、書割、切り絵等でご紹介しています。さらに、各種の歴史体験イベントを開催するほか、天守を借景にした日本庭園、伝利休茶室、家老長屋を備えております。
島根県松江市殿町279
 
城山稲荷神社
松江藩主松平直政が勧請した神社で、松江藩の守護神とされています。名工・小林如泥作の木狐等を社蔵としており、小泉八雲は境内を囲む石の狐を大変好んで、よく訪れたといいます。日本三大船神事・ホーランエンヤでも有名な神社です。
島根県松江市殿町477
 
塩見縄手(しおみなわて)
武家屋敷風の家が堀に面して軒を連ね、松江で最も城下町らしいたたずまいを残している、松江市の伝統美観地区に指定されています。 かつて二百石から六百石取りの中老格の藩士の屋敷が並んでいました。 堀沿いに立ち並ぶ老松も堀川の流れとあいまって江戸時代さながらの風情を漂わせています。
島根県松江市北堀町
 
武家屋敷
約270年前の松江藩中級藩士の屋敷で、刀箪笥やお歯黒道具など当時の家具調度晶、生活用具を展示しています。玄関や座敷部分の立派な造りに対し、私生活部分が質素であるなど、公私のけじめをつけていた武士の暮らしぶりがうかがえます。
島根県松江市北堀町305
小泉八雲記念館
「塩見縄手」の西端、小泉八雲旧居に隣接しています。名作「知られぬ日本の面影」など松江を世界に紹介した小泉八雲の自筆原稿や遺品、妻セツの使った英単語覚え書きなど、収蔵品は1千点以上におよびます。八雲が愛用していたキセルや文机は、文豪八雲の執筆の様子を思い起こさせます。
島根県松江市奥谷町322
 
小泉八雲旧居
「耳なし芳一」や「雪女」で名高い小泉八雲が明治24年(1891)5月から6か月間、セツ夫人と暮らした家です。八雲は明治23年中学校教師として赴任し、松江には1年3か月間在住しました。「知られぬ日本の面影」第16章「日本の庭」の舞台となった三方に庭が見える部屋、八雲が好んで眺めた庭園などがそのまま残されています。
島根県松江市北堀町315
 
田部美術館
松江市指定文化財の長屋門をくぐると錆色の入母屋の屋根をもつ白亜の田部美術館があります。建物は、福岡県久留米市出身の日本を代表する建築設計家菊竹清訓(きくたけきよのり)氏の設計。不昧公の愛蔵品をはじめ、自作の品や御好み道具、それに楽山焼・布志名焼など、郷土の工芸品を主体に収蔵・展示しています。
島根県松江市北堀町310-5
 
明々庵(めいめいあん)
松江藩主松平家七代松平治郷(不昧公)によって建てられた茶室で、松江城を一望できる高台にあります。茅葺の入母屋に掛けられている「明々庵」の額は不昧公の直筆です。不昧公は、江戸後期の大名茶人で不味流を起こしました。松江で茶の湯が盛んなのは不昧公の影響を大きく受けています。
島根県松江市北堀町278
 
松江北堀美術館
フランスのアールヌーヴォー期の陶器・ガラス・家具・絵画・資料等を展示しています。特にエミール・ガレの陶器コレクションが充実、扇をイメージした陶器など「ジャボニズム(日本主義)」をコンセプトにした作品が見られます。
島根県松江市北堀町333
 
普門院(ふもんいん)
堀尾吉晴公が松江城鎮護の寺として開山しました。境内には三斎流の茶室「観月庵」があり、小泉八雲もお茶の手ほどきを受けたところです。小豆とぎ橋で謡曲杜若(かきつばた)を謡うと恐ろしいことが起こるという伝説があり、八雲も怪談として紹介しています。
島根県松江市北田町27
 
管田庵(かんでんあん)
かつての松江藩家老有沢家の山荘にある茶室で、不昧公の指図により建てられたものです。菅田庵は入母屋造りの茶室、向月亭は月の眺めが楽しめる茶室、また待合をかねたサウナ式の御風呂屋もあり、この三棟は国の重要文化財に指定されています。
島根県松江市菅田町106
 
楽山公園
松江藩主松平家二代綱隆(1631〜1675)の時代に別荘地として茶室が設けられたことに始まります。当時からの池を中心に、自然林を通る散策路、東屋などが整備されています。初夏に咲くハスの花がとてもきれいです。
島根県松江市西川津町
 
楽山窯
松江藩主松平家三代綱近のころに開かれたと伝えられ、一時途絶えましたが、不昧公が布志名窯(玉湯町)から長岡住右衛門を迎えて再興しました。茶碗、水差しなど茶道具の名品が作られています。
島根県松江市西川津町2512
 
月照寺
松江藩主松平家の菩堤寺で、初代直政から九代斉斎までの墓があります。 墓所と廟門は、その閑雅さを小泉八雲も絶賛したといいます。 七代藩主治郷(不昧公)の廟門は、名工・小林如泥の作で、透かし彫りなどが見事です。 亀の背にのった石碑は六代藩主の寿蔵碑で、夜ごと町へ散歩に出たという伝説があります。
島根県松江市外中原町179
 
大雄寺
松江開府の際に安来市広瀬町から移された法華宗の寺で、静寂さの中に心落ち着く風情をかもしだしています。 石垣と白壁の山門をくぐると、左側に小泉八雲の「飴を買う女」の舞台となった墓地があります。 この怪談は、母親が赤ん坊のために幽霊となって飴を買いに来るという物語で、母の愛の強さを訴えています。
島根県松江市中原町234
 
お湯かけ地蔵尊
松江しんじ湖温泉街の西端にあるお湯かけ地蔵は、湧き出た温泉に感謝して建立されました。幸せや健康を祈ってお参りする人も多く、毎年8月24日の地蔵盆には「お湯かけ地蔵まつり」が開催されます。
島根県松江市千鳥町78
 
天倫寺
堀尾吉晴が建てた瑞応寺が宍道湖南の地に移された跡に、寛永16年(1639)に松平直政が開いた寺です。天倫寺からの眺望は、宍道湖十景・松江八景にあげられたほどの絶景です。 鐘楼にある梵鐘は朝鮮鐘で国の重要文化財です。
島根県松江市堂形町589
 
古墳の丘古曽志公園
古曽志大谷1号墳の実物大模型(全長46mの前方後方墳)をはじめ、地球の誕生から人類の出現までが分かる「地球46億年をわたる橋」などがあり、 古代史を楽しく学べます。
島根県松江市古曽志町562-1
 
秋鹿なぎさ公園
宍道湖北岸にある「道の駅」。ヨット、カヌー、ペダルボート、セーリングカッターなどが楽しめるマリンスポーツ施設で、用具のレンタルもしています。展望喫茶では宍道湖を眺めながら食事ができます。
島根県松江市岡本町1048-1
 
松江フォーゲルパーク
日本では珍しい花と鳥の公園です。花のテーマ展示温室は世界最大級の規模で、年中満開の数千種のベゴニア、フクシアを中心とする花の別天地が楽しめます。 園内各所ではたくさんの鳥を見ることができ、水鳥たちにエサをやったり、 珍しいフクロウの飛行ショーや人気のペンギンのお散歩を楽しむこともできます。
島根県松江市大垣町52
 
松江ウォーター・ヴィレッジ
「宍道湖の自然と芸術のハーモニー」をテーマに、装飾芸術の巨匠、ルイス・カムフォートティファニーのステンドグラス、ランプなどを展示するルイス・ティファニー庭園美術館と、本場英国の伝続的ガーデンスタイルを再現した本格的なイングリッシュガーデンで構成されています。
島根県松江市西浜佐陀町330-1
 
京店カラコロ広場
京橋川沿いのヨーロッパスタイルの広場で、飲食店もあり水辺で心地いい時間が過ごせます。「カラコロ」とは木橋だった松江大橋を渡る下駄の書から名付けられ、広場には小泉八雲の後ろ姿のレリーフや、京橋川に沿ってレトロな街灯が並ぶテラス式遊歩道があり、「ぐるっと松江堀川めぐり」の発着場があります。
島根県松江市京町
 
カラコロ工房
旧日銀松江支店の建物を修復し、「匠」をテーマにリニューアルした製造・販売一体型の工芸館。 めのう、銀、ビーズ、陶芸、古布等の職人や作家の手仕事を紹介する工房と、和菓子などの技を伝える手づくり体験教室の他、 手づくりパンやジェラート、フレンチレストランといった飲食も充実しています。
島根県松江市殿町43
 
 
 
宍道湖しじみ館
全国一のしじみの産地として有名な宍道湖。シジミ展示館では、しじみの情報発信地として、展示や映像の各コーナーを設け、しじみの直販も行っております。 松江名産センターではお土産の販売、4階では美しい宍道湖を眺望しながら食事をお楽しみ頂けます。
島根県松江市千鳥町36
 
松江大橋
市街地のほぼ中央に位置し、松江市を南北に分ける大橋川に架かる橋。初代は慶長13年(1608)松江城築城の際に造られ、人柱になったという源助の哀話があります。御影石の欄干と唐金の擬宝珠(ぎぼし)が歴史と風情を漂わせる現在の橋は17代目です。橋の中央には展望のための張り出しが作られ、晴れた日には大山が望めます。
 
島根県立美術館
宍道湖畔に建つ、水との調和をテーマにした美術館です。モネやクールベなどの水をテーマにした国内外の絵画を収集展示しているほか、ロダンをはじめとする彫刻、島根ゆかりの作家の作品、日本の版画や国内外の写真などを展示しています。宍道湖の夕日鑑賞スポットで、3〜9月は、日没後30分まで開館時間を延長しています。
島根県松江市袖師町1-5
 
八雲立つ風土記の丘
古代出雲文化発祥地といわれる場所で、東西5km、南北3kmの範囲に律令時代の出雲国分寺跡や出雲国庁跡など多くの古墳が点在しています。館内には県内で出土した銅鐸や銅剣、埴輪などの国宝・重要文化財など多数展示されています。公園には古墳や竪穴式住居などが復元されています。
島根県松江市大庭町456
 
出雲かんべの里
出雲地方の工芸と民話を楽しみながら体験できる施設です。工芸館では機織り、木工、藤工芸、陶芸、和紙手まりの制作体験ができます。民話館では、小泉八雲の怪談「耳なし芳一」をマジックビジョンで上映しています。囲炉裏を囲んで語り部の昔話を聞いたり、パネル・映像などにより出雲神話の紹介もしています。
島根県松江市大庭町1614
 
八重垣神社
出雲神話「八岐大蛇」で、大蛇を退治した須佐之男命と稲田姫がここに新居を構えたことから、縁結びの神社として知られています。国の重要文化財に指定されている神像の壁画は、収蔵庫で拝観できます。鏡の池では占い用紙に硬貨をのせて縁結び占いができます。
島根県松江市佐草町227
 
出雲国庁跡
奈良・平安時代の政庁跡で、柱穴に立てられた目印の木によって、当時の建造物の様子を知ることができます。また、条里制の名残をとどめる付近一帯の水田は、かつて官庁街が広がっていたところです。
島根県松江市大草町
 
出雲国分寺跡
奈良時代、聖武天皇の命によって造られた国分寺の跡です。 現在は礎石などが置かれ、金堂・講堂・僧房などの伽藍配置が一目で分かるよう復元整備されています。 また、瓦・須恵器などの出土品は、八雲立つ風土記の丘資料館に展示されています。
島根県松江市竹矢町
 
山代二子塚古墳・大場鳥塚
山代二子塚は、墳丘の全長が約94mにもなる県内最大規模の前方後方墳で、日本で初めて「前方後方墳」の名称がつけられた古墳です。 近くにガイダンス施設「ガイダンス山代の郷(入館無料)」があります。1辺が約42mの大庭鶏塚は、2方向に突出した造りだしがあるのが特徴です。
島根県松江市山代町470-1
 
神魂神社
イザナミノミコトを主祭神とする古社で、通称「大庭の大宮さん」。本殿は現存する大社造りの最古のもので国宝に指定されています。宇豆柱(うずばしら)が壁から著しく張り出した構造が、古式をそのまま継承していることを示しています。参道の苔むした石段が、荘重な雰囲気をかもし出しています。
島根県出雲市大社町修理免1431
 
はにわロード
八重垣(やえがき)神社と、神魂(かもす)神社を結ぶ1.6kmの遊歩道。周辺には史跡の案内板のほか、馬や鹿をかたちどったはにわが飾られています。高床式建物をモチーフにした休憩所もあり、歩きながら周辺の歴史遺産に親しむことのできるルートです。
島根県松江市大庭町
 
真名井神社
茶臼山(神名樋野)の東南麓にある神社で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)を祀っています。「出雲国風土記」にも登場する古社で静寂な空気に包まれた境内は、心を落ちつかせます。近くには神水とされる「真名井の滝」があります。
島根県松江市山代町84
 
六所神社
律令時代の出雲国総社で、古くは朝廷からのお参りがあり、当時の絵図が伝わっています。 出雲国の国司が出雲国内の神々を招き奉り、諸神事を執り行ってきた社です。
島根県松江市大草町496
 
枕木山・華蔵寺
標高456mの枕木山頂上付近にある華蔵寺は、天長二年(825)の開山と伝えられています。薬師堂に安置される薬師如来坐像は国の重要文化財です。展望台からは中海・宍道湖・大山などが一望でき、晴れた日には遠く隠岐の島を見ることができます。
島根県松江市枕木町205
 
佐太神社
「出雲国風土記」にも登場し、佐太御子社と記されている古社。本殿は三殿並立という珍しい大社造で、国の重要文化財に指定されています。祭礼は11月20日〜25日に行われる神在祭(お忌さん)と9月24日〜25日の御座替神事が有名で、 御座替神事の翌日に奉納される佐陀神能は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
島根県松江市鹿島町佐陀宮内
 
鹿島多久の湯
西に朝日山、東に大平山の眺めを楽しみながら入浴できる島根半島初の日帰り温泉施設。徹底したバリアフリー構造で、檜風呂、岩風呂、露天風呂、サウナ、個室風呂(予約制)を完備している。
島根県松江市鹿島町北講武885-7
 
朝日山・朝日寺
奈良時代の僧、行基の創建といわれる真言宗大覚寺派の古刹。朝日山山頂付近にあり閑静な雰囲気に包まれています。江戸時代には松江藩主の祈願所として栄え、現在は出雲札所霊場として春先に巡礼の姿が多く見られます。頂上からは宍道湖、日本海の両方の景色が一望できます。
島根県松江市鹿島町佐陀本郷2140
 
マリンハウス加賀
日本海を見渡せる高台にコテージが7棟立っています。自炊が原則でアウトドア派の人にぴったり。目の前には加賀湾が広がり、釣りも楽しめます。また海水浴場や、潜戸遊覧船の船着場もすぐ近くにあります。
島根県松江市島根町加賀270−1
 
加賀の潜戸
断層や浸食などでできた海の洞窟です。新潜戸は佐太大神誕生の際、母神が金の弓矢を射通してできた洞窟といわれています。また旧潜戸は親より先に亡くなった子どもたちの魂が集まるところといわれて、積んだ塔が無数にあります。加賀の潜戸へは遊覧船で行くことができます。
島根県松江市島根町加賀
 
マリンパーク多古鼻
キャビンからは日本海のパノラマが広がり、夜は漁火を見ることができます。管理棟にある展望浴場では日本海を眺めながらお湯につかることもできます。また、遊歩道やキャンプサイトも整備されています。
島根県松江市島根町多古1050
 
ダイビングセンター・フレンズしまね
島根半島最北端にあるスキューバダイビングが楽しめる施設で、更衣室や休憩所、シャワーなども完備しています。ここではダイビングの講習はもちろん、気軽に家族や友達と体験できる「ダイビングコース」もあります。レンタル装備も充実しています。
島根県松江市島根町多古1425−3
 
北浦海水浴場
島根半島にある海岸で、海水の透明度が高く山陰屈指のビ一チです。遠浅の海岸は釣りや貝拾いも楽しめ、ボートのレンタルもあります。夏には地元の人はもちろん、県外からも多くの人が海水浴に訪れ、大変賑わいます。
島根県松江市美保関町北浦
 
メテオプラザ
平成4年12月、美保関町の民家に落下したいん石を展示している博物館と、文化交流施設・フェリーターミナルを合わせた複合施設です。メテオミュージアムではいん石の展示や「ほしのともだち」というアニメ映画の上映を行っています。またプラザ内には温海水プールや多目的ホール、レストランもあります。
島根県松江市美保関町七頬3246−1
 
美保関灯台・地蔵崎
明治31年に造られた石造りの風格ある建物で「世界の歴史的灯台100選」に選ばれています。真っ白な石壁と赤い屋根の建物は灯台守の宿舎として建設され、現在は日本海を一望する「ビュッフェ」として営業しており、天気の良いときには「隠岐島」を一望できます。
島根県松江市美保関町地蔵崎
 
美保神社
本殿は美保造りと呼ばれ、大社造りを2棟並べた独特のもので、左殿に三穂津姫命、右殿にえびす様として知られる事代主命が祀られています。漁業、海運、商売、歌舞音曲の神として全国に事代主命を御祭神とする神社が3,385社あり、美保神社はその総本宮です。
島根県松江市美保関町美保関608
 
 
関の五本松公園
山の上にそびえる5本の松は美保関漁港に出入りする船の目印でした。しかし美保神社へ参詣する松江の殿様が邪魔になると1本切りました。松を残したい思いから「関の五本松節」の民謡が生まれたといわれています。現在、4本の松は三代目に代替わりしています。五本松公園は5,000本のツツジの名所です。
島根県松江市美保関町美保関
 
大根島
島根県と鳥取県の県境にある中海に浮かぶ玄武岩の島です。火山作用によって海底から盛り上がった火山島で地底には溶岩トンネルがあります。また、島根県の花でもあるボタンと高麗人参の産地として知られています。ボタンの花は4月の下旬から5月上旬にかけて満開となります。
島根県松江市八束町
 
由志園
大根島の10,000坪の庭園には春はボタン、夏はアジサイ、秋は紅葉、冬はツバキなど四季の花々が美しく咲いています。また開花時期の短いボタンの花を一年中見ることもできます。庭園を散策した後は地元の食材を使った郷土料理も楽しめます。
島根県松江市八束町波入1260-2
 
グリーンステラ
ボタンで有名な大根島にある温室庭園で、温度調整などの技術により一年中ボタンの花を咲かせることに成功しました。日本には珍しい熱帯植物も見られます。中国牡丹園では10,000本の中国のボタンを栽培しています。500円の共通券で両施設に入場できます。
島根県松江市八束町浪人2485−1
 
溶岩トンネル
20億年前の時に大根島と一緒にできたといわれています。島の東南端にある「幽鬼洞」と島の中央にある「滝淫洞」の両方が国の特別天然記念物に指定されています。しかし、現在落盤の危険性があり、入り口は施錠されています。
島根県松江市八束町
 
江島大橋
平成16年10月に島根鳥取の架け橋「江島大橋」が開通しました。全長1,704mのPCラーメン構造の橋で、東洋一といわれています。橋の頂上付近に車が停車でき、そこから中海や大山、また夕日も望め新しい観光スポットの一つになりました。
島根県松江市八束町江島
 
熊野大社
スサノオノミコトが祭神。「出雲国風土記」によると「大社」と呼ばれるのは熊野大社と出雲大社の二社だけで、熊野大社の方が上位であったといわれています。毎年10月15日に行われる神事「鑽火祭」はミコトが人々に火を起こす技術を伝えたのが始まりとされていて、熊野大社は別名「日本火出初社(ひのもとひでぞめのやしろ)ともいわれています。
島根県松江市八雲町熊野2451
 
八雲温泉・ゆうあい熊野館
熊野大社の近くにある温泉宿泊施設で、「健康・保養・交流」をテーマとしています。大浴場や露天風呂はもちろん身体障害者用の機能回復室なども完備しています。結塘披露宴や研修に利用できる会場や研修施設、レストランや特産物販売コーナーもあります。
島根県松江市八雲町熊野772-2
 
ホットランドやくも
温泉は700m地下から自噴する約45度のお湯です。泉質は硫酸塩泉で少し濁っています。効能は関節痛や冷え性、腰痛などです。ウオータースライダーが楽しめる温泉プールや圧注浴や気泡浴、歩行浴などもあり家族で楽しめる施設です。
島根県松江市八雲町熊野772-3
 
安倍榮四郎記念館
昭和43年、重要無形文化財「雁皮紙(がんぴし)製作技術保持者」(故)人間国宝安部榮四郎の手すき和紙を中心に、生活の中で使われていた紙製品や明治から昭和にかけての70年余りにわたる紙の歴史などを展示しています。手すき和紙の体験も行っています。
島根県松江市八雲町東岩坂1754
 
星上山スターパーク
星の神様が降臨されたという伝説のある星上山に建つバンガロー。満点の星空の下バーベキューなどを楽しむことができます。大きな窓には、夜空に輝くたくさんの星が広がり、まさしく大自然のパノラマが楽しめます。
島根県松江市八雲町東岩坂3050-3
 
玉造温泉
奈良時代初期から知られており、日本最古の温泉の歴史を持つといわれ「出雲国風土記」にも紹介されています。オオクニヌシノミコトと国造りをしたスクナヒコナノミコトが玉造温泉を発見したとされ、昔から「神の湯」と呼ばれ老若男女集ったといわれています。
島根県松江市玉湯町湯町
 
出雲玉作資料館
三種の神器の一つ「八坂瓊の勾玉」の発祥の地。花仙山からは玉の材料となる碧玉やめのうが産出し、玉作りがおこなわれて来ました。特に深緑の碧玉(青めのう)は「出雲石」とも呼ばれ、珍重されています。出雲玉作資料館には「古代出雲の玉作り」や「出雲めのう細工」など貴重な資料を展示しています。
島根県松江市玉湯町玉造99-3
 
玉作湯神社
出雲国風土記に「玉作湯社」と示され古い神社で、江戸時代には湯の神として親しまれました。 境内は玉作跡として国指定史跡とされています。
松江市玉湯町玉造508
 
布志名焼(雲善窯)
布志名焼は1750年、舟木与次兵衛村政が玉湯町布志名地区に窯を開いたのがはじまりとされています。江戸時代に松江藩の御用窯となり大正時代に最盛期を迎え昭和の不況により実用である「民芸」に転換しました。作品は火鉢、花け、ボテボテ茶碗、皿、湯飲みなど。
島根県松江市玉湯町布志名428−8
 
八雲本陣
歴代松江藩主の本陣宿を務めた木幡家の大邸宅です。江戸時代の本陣建築がそのまま残り、国の重要文化財になっています。現在も旅館、割烹として一般に開かれ、中でも「鴨の貝焼き」は野鴨を使った家伝料理で味、雰囲気ともに大名気分が味わえます。
島根県松江市宍道町宍道1335
 
蒐古館
木幡山荘に隣接する蒐古館は、代々の木幡家当主が集めた書画や陶磁器などの古美術晶を展示しています。松平不昧公のお止屏風として知られる「源平合戦図」など貴重な品々が見られ、また民芸室には宍道町に伝わる生活・産業民具などがあります。
島根県松江市宍道町宍道1715−2
 
木幡山荘
出雲式庭園が自慢の山荘で出雲地方の旧家・木幡家の隠居所でした。八雲本陣から500m離れた所にあります。山に囲まれた広さ13,000坪の敷地には樹齢400年の老木が茂り、また四季折々に咲くツツジ、イチョウ、紅葉、ツバキなどが楽しめます。
島根県松江市宍道町宍道1715−2
 
きまち湯治村
どこかなつかしい昔の湯治場の風情を醸し出している大森の湯。 静かな田園風景の中で、四季折々に移り行く風とゆったりとした時間の流れを心ゆくまでご堪能ください。
島根県松江市宍道町上来待206-5
 
きまち温泉
国道9号線から来待川沿いに南へ入ると閑静な山あいに来待温泉はあります。効能は神経痛、関節痛、疲労回復などで、来待石を使った庭園風呂や家族風呂もあります。また、子ザルが大けがをした母ザルの傷口を、この温泉の湯で洗って治したという言い伝えがあります。
島根県松江市宍道町上来待1
 
菅原天神の里
学問の神様で知られる菅原道真がこの地で生まれたといわれています。ここには「鼻繰梅」という種に穴が開いている不思議な梅の木があり、道真が幼少のころ遊んで落とした梅の種が芽を出したとか。また近隣に「そば処天神館」があり、天神館横の畑で取れたそばの実を使った手打ちそばが食べられます。
島根県松江市宍道町上来待1834
 
石宮神社
この神社にある3個の巨石は『出雲風土記』に記された『犬石』『猪石』であろうと推定されています。 大国主命が犬を使って猪狩をしていたところ、その犬と猪が石に転じたという神話を残し『宍道』の地名の由来となっています。
島根県松江市宍道町白石638
 
ふるさと森林公園
宍道湖を見下ろす高台にあるアウトドア施設です。宿泊施設はログハウス、スイス風のコテージ、山小屋風のケビン、またオートキャンプ場もあります。そのほか、テニスコート、バーベキューハウス、子どもが遊べる多目的広場などさまざま。森の教会で挙げる結婚式も大人気です。
島根県松江市宍道町佐々布3353-2
 
来待ストーン
モニュメント・ミュージアム来待ストーンは、宍道町の地場産業である出雲石灯ろうの原材料「来待石」の歴史・文化を紹介しているミュージアム(博物館)、来待石の彫刻体験が出来る体験工房、陶芸や絵付けが出来る夢工房があります。
島根県松江市宍道町東来待1574-1
 
 

松江市観光詳細

  
松江市中心観光ガイド 松江城周辺観光ガイド 松江市周辺観光ガイド 美保関観光ガイド
 
 
宍道湖
 
松江を語るとき、第一に挙げられるのは宍道湖です。

この潮の魅力は四季を通じてそれぞれの雰囲気を醸し出す美しさにあります。

春のかすみにもやる潮。夏ははるか山並みにわき出る雲ときらめく潮。

秋の夕陽に照り映え一面深紅に染まる潮。

冬は薄墨色の空の下、灰色の水面に白い波頭が踊り、時には雪降りしきる潮。

春夏秋冬の自然の中で変幻する宍道湖です。

一日中、潮のほとりで見続ける宍道湖も時問とともに変わり、見飽きることのない不思議さを持っています。

その中でも何よりほかを圧して美しいのは落日の一瞬です。

太陽が一日を終え、ゆっくりと没して夜のとばりと交代して行く様を、刻々と眼にしていくことのできる潮はほかにはないでしょう。

ゆっくりと沈んでいくその時、夕陽は神秘的なまでに神々しく松江の街を包み込んでいるのです。

松江はその郊外に、古代出雲の息吹を今に伝えています。

古代に意宇(おう)の里で暮らす人々も都から来た宮人たちも、恐らくこの美しい自然の織り成す綾を見たことでしょう。

そして今は太陽が沈み切った湖面に湖岸のネオンが映え、揺らぐ夜景の美が加わっています。

 
 
宍道湖夕映見ごろ時間
 
季節によって夕映えの時間が違うので、グラフで確認して下さい。

「ぐるっと松江レイクライン」や宍道湖遊覧船にも夕日コースが設定されています。

 
宍道湖夕映スポット…松江市袖師付近
 
松江市の西にひろがる周囲45kmの湖。

夕日が美しいことで全国的にも有名で「夕日百選」に選定されている。

国道9号の湖畔沿い(松江市袖師町)には「宍道湖夕日スポット」が整備され、階段状テラスや遊歩道、駐車場などがある。

また湖畔の島根県立美術館は、閉館が日没時刻の30分後まで延長されるほか、夕日と一緒に食事も楽しむことができる。

 
嫁ヶ島(よめがしま)
 

宍道湖の東端、松江市嫁島町の国道9号線から約200m沖合いに浮かぶ宍道湖唯一の島である。

東西に長く、全長110m、幅約30m、周周240m、の扁平な島で、面積およそ2,657平方メートル。

島の西側に弁天さまを祀る竹生島(ちくぶじま)神社の小祠があり、束端に鳥居もあって、30本ばかりの磯馴れ松が風情をそえる。

昔はもっと少なかったが、昭和の初め松江出身の政治家・若槻禮次郎が苗木を寄贈し賑やかになった。

奈良時代にできた『出雲国風土記』には蚊(か)島とあり、いつのころからか、これに可憐な嫁島の字があてられ、悲運の若妻の伝説も生まれて、嫁ケ島の呼び名になったのではないかと見られる。

第三紀中新世の火山活動によって噴出した玄武岩を基盤とし、南方の円成寺山、床凡山、茶臼山などと成因は同じである。

島の一角には松江地方の漢詩人の結社 剪淞詩社(せんしょうぎんしゃ)が、島の西端弁財天祠の後に建てた永阪セキタイの詩碑もある。

安来節はじめ数々の民謡にも唄われる島だが、ここを点景とした夕景は特にすばらしく、ラフカディオ・ハーンも暇さえあれば、浜乃木のそば屋に人力車を走らせて、このあたりの宍道湖の残照をあかず見入ったという。

 
嫁ケ島の伝説
 

昔、姑にいじめられた哀れな嫁が、あまりの辛さに堪えかねて里帰りをした。

その時に近道をしようと氷の張り詰めた湖上を、寒さに震えながら渡っていった。

嫁は、実家へ余程早く帰りたかったのか、急ぐあまり氷の溶けかかった上を歩いてしまった。

そのため氷が割れ、あっという間に、深い宍道湖の中へと吸い込まれ、溺れ死んでしまったのである。

この様子を宍道湖に住む神さまが見ていた。神さまは、嫁があまりに哀れなので、松江城下の燈が見えるところに、嫁のなきがらと共に、一夜のうちに島を浮かび上がらせたと伝えられている。

 
 
月照寺
 
松江藩主松平家の菩堤寺です。

江戸時代、火難にあいましたが墓所と廊門はほぼ完全な姿で残り、その閑雅さを小泉八雲も絶賛したといいます。

山門正面にある7代藩主治郷(不昧公)のものは、名工・小林如泥の作で、飾りのブドウの透かし彫りなどが見事です。

境内にある大きな亀の背にのった石碑は六代藩主の寿蔵碑で、この大亀は夜ごとに町へ散歩に出たという伝説があります。

[問]0852-21-6056[拝観時間]8:30〜17:30(11〜3月は17:00まで)[休み]無休[料金]400円[交通]松江駅からレークラインで15分、月照寺前下車、徒歩すぐ[駐車場]3台[場所]松江市外中原町79

 
 
島根県立美術館…館内からの夕日は絶景
 
宍道湖を一望できる開放的なエントランスロビーや湖岸のモニュメントを楽しめる外庭など、抜群のロケーションを誇る美術館です。

収蔵作品は国内外の絵画、版画、彫刻、写真など多彩です。

[問]島根県立美術館(0852-55-4700)[開館]10:00〜18:00(3・9月の閉館時は日没30分後)[休み]月曜(祝日の場合は翌日休)[料金]300円(企画展は別料金)[交通]松江駅から徒歩15分[駐車場]200台[場所]松江市袖師町1-5

 
 
カラコロ工房
 
旧日銀松江支店の建物を修復し「匠」をテーマにリニューアルした製造・販売一体型の工芸館。

ガラス、めのう、銀、陶芸、古布、木工等の職人や作家の手仕事を紹介するエ房とブランドショップや技を伝える手づくり体験教室の他、手づくパンやジェラート、フレンチレストラン、名物出雲そばといった飲食も充実。

地下の金庫室にそのまま残る大扉も必見。

[交通]松江駅からレークラインでカラコロ工房下車すぐ

 
  
松江しんじ湖温泉
 
宍道湖畔に位置する温泉街で、宿からは湖が一望でき、早朝には湖面に浮かぶしじみ舟を見ることもできます。

また、宍道湖七珍料理も温泉と合わせて堪能できます(要予約)。

温泉入り口には一畑電鉄の駅があるので、出雲方面へも気軽に足をのばせます。

[問]松江市文化観光課(0852-55-5214)[交通]松江駅からまつえウォーカー右回りで11分、松江温泉下車すぐ[場所]松江市千鳥町

 
 
宍道湖七珍料理
 
海水と淡水がまじった宍道湖は『出雲国風土記』のころより出雲に豊かな食文化をもたらしてきました。

初春のシラウオ、夏のシジミ、ウナギ、秋のモロゲエビ、冬のスズキ、アマサギ、コイは「宍道湖七珍」と呼ばれ、繊細な味わいが絶品です。

宍道湖七珍の覚え方に、以下のような語呂合わせがある。七珍のそれぞれ頭の一字を組み合わせると、「ス(スズキ)・モ(モロゲエビ)・ウ(ウナギ)・ア(アマサギ)・シ(シラウオ)・コ(コイ)・シ(シジミ)」相撲足腰、相撲には足と腰の強さが肝心、こうすると覚えやすい。

 
松江大橋
 
慶長13年(1608)、松江城築城の際に造られ現在は17代目になる松江大橋。

御影石の欄干と唐金の擬宝珠が歴史と風情を漂わせます。

また、歩道の展望台からは晴れた日には大山が望めます。

[交通]松江大橋・松江駅から徒歩15分[駐車場]京店商店街駐車場利用(有料)

 
  
松江フォーゲルパーク
 
日本では珍しい花と鳥の公園。花のテーマ展示温室は、世界最大級の規模で、年中満開の数千種のベゴニア、フクシアを中心とする花の別天地が楽しめます。

二つの鳥の温室をはじめ、園内各所ではたくさんの鳥を見ることができ、水鳥たちにえさをやったり、フクロウの飛行ショーを楽しむこともできます。

展望台からは宍道湖が一望できます。

[問]0852-88-9800[開館]8:30〜16:30[休み]無休[料金]1500円[交通] 一畑電鉄フォーゲルパーク駅からすぐ[駐車場]300台(2時間まで無料)[場所]松江市大垣町52

 
 
ホーランーエンヤ
 
編集中
 
 
鼕行列
 
鼕行列は、松平藩主の松平宣維の後妻として、享保9年(1724)、伏見宮家の岩姫が京都からお嫁においでになったときから始まると伝わる。

ただし、鼕行列の本格的な始まりは、大正天皇の即位御大典のときから。その後は、大きな行事があるときに行われていたが、昭和34年(1959)の松江市政70周年記念行事に23町内が参加し、毎年10月の第3日曜日に開催される。

見るだけでなく、聞く祭りともいわれ、腹にしみわたる豪快な音がにぎやか。

町内でそろいのはっぴを着て、かけ声をかけながら鼕をたたく勇ましい姿、そして、鼕宮を引くたくさんの子どもたちのかわいらしさは、すっかり松江の秋の風物詩となった。

[問]松江国際観光案内所(0852-21-4034)

 
 
水郷祭
 
月第1土・日曜日、水上劇場、水の広場、船行列、水辺の市、そして湖上花火大会と終日にぎわいます。

[問]松江国際観光案内所(0852-21-4034)

 
 
神魂神社
 
石段をあがっていくと、ひときわ高く社殿のそそり立つのがみえる。

そしてみごとな杉の木立にかこまれた拝殿の奥から朗々たる声が聞こえる。

耳を澄ますと宮司の祝詞だ。そうした光景に私はなんどか出会った。

このような気品のある神社をほかに知らない。

四月の冷たい雨が石段の両がわの桜並木の花を散らすなかを、日本の神に出会う歓喜にふるえながら降りていったのである。

…谷川健一著「出雲の神々」より

[交通]市営バスかんべの里から徒歩3分[駐車場]20台

 
 
八重垣神社
 
スサノオが「八雲立つ」の歌を詠んで、イナダヒメ(出雲神族)と結婚したと伝えられる地で世俗的に一番名高いのは、「八重垣神社」であろう。

この社は縁結びの神としても有名で、若い男女の参拝者が多い。

八重垣神社の名は「出雲八重垣」にちなむが、所在地は須賀ではなく松江市佐草町である。

社記は須賀から避難地であった佐草へ移って宮作りをされ、これを八重垣の宮と呼んだと伝える。

この伝記は記紀にも風土記にもない。

八重垣神社の奥の小径をたどると、佐久佐女(さくさめ)の森と呼ばれる一角に、清水の湧き出る池がある。

その池は小さいが、うす青い透明さをもっている。

小泉八雲はここを「神秘の森」と称揚した。池のそばに天鏡社が祀ってある。

伝説によると、八重垣姫はこの池を水鏡として、自分の姿を映したという。

そこで姫が死んだのちも、たましいは池に残った。

姫の面影は沈み、ここをおとずれる人たちに、水の底から親しげに話しかけている思いがする。

…谷川健一著「出雲の神々」より

[問]0852-21-4030[宝物館]9:00〜17:00、200円[休み]無休[駐車場]150台[交通]松江駅からレ一畑バスで18分、終点八重垣神社下車すぐ[場所]松江市佐草町227

 
 
八雲立つ風土記の丘
 
神魂神社の東、1キロ足らずに八雲立つ風土記の丘センターがある。

このあたり、大庭から大草、意宇川流域にかけて、ざっと数えても百余基の古墳が散在し、古代出雲の中心であったことを偲ばせる。

出雲国庁があり、国分寺、国分尼寺があり、山代郷正倉があった。

前述の八重垣、神魂の両社とともに意宇六社と呼ばれる神々のやしろも鎮まる。

風土記の丘センターの資料館は、充実した古代博物館だ。

先史時代博物館と言ったほうがよいかもしれない。

四角く、偏平な姿は、前方後方墳をかたどったという。

この墳形は出雲に多く、当地の古墳を特徴づけている他に無いわけではないが、出雲には前方後方墳、方墳が多いのである。

資料館には古墳出土品が豊富で、出雲の古代を幻に見る心地がする。

資料が多くて書き切れるわけもないが、国指定重文に平所(ひらどころ)遺跡出土の埴輪群と、岡田山一号噴出土遺物がある。

景初3年(239)銘三角縁神獣鏡がある。

注意深い読者は、おや、と思われるに違いない。先に淀江の船に関連して中国への渡海を考えた。

景初3年は、女王卑弥呼が親王へ遣使した年、そして資料館に見る鏡は、親王から卑弥呼に送られた百枚の鏡の一つなのである。

出土地は三原那加茂町神原神社古墳。

風土記に大国主が御財(みたから)を積んでおいた処(ところ)とある。

東に佐久佐の神が麻種を蒔(ま)いた高麻(たかさ)山が見える。

女王卑弥呼は耶馬台国に服属、あるいはゆるやかな耶馬台国連合とでも称すべき国々の王(首長)に、魏鏡を分配した。

多分、耶馬台国の一員であることを認知する印綬のような意味を持ったのだろう。

出雲の豪族は耶馬台国と交流があったのである。

『魏志倭人伝』に「使譚通ずる所三十国」としるされた国名に、島根の地名と通じそうな名称はないが、右記の鏡は卑弥呼へ贈るために鋳造されたと考えられている。

日本で出土するが、中国では一面の出土も知られていない。

この鏡の出土は、豊かなロマンをはらんでいる。

…小山 和著「古道紀行出雲路」より

[問]風土記の丘資料館(0852-23−2485)[休み]月曜、祝日の場合は翌日休[料金]入園自由、資料館150円[駐車場]150台[交通]松江駅からレ一畑バスで約33分、風土記の丘下車、徒歩3分[場所]松江市大庭町456

 
出雲かんべの里
 
出雲地方に伝わる民話や神話、伝統工芸を楽しく体験できる施設です。

「民話館」では、マジックビジョンによる「耳なし芳一」の上映をはじめ、パネル・映像などによる出雲神話の紹介をしています。

「工芸館」では、和紙てまり・藤工芸・ろくろ木エ・機織り・陶芸といった伝統の技を紹介しています。

工芸館は工房も兼ねているため、直接話を聞きながら技術に触れられ、予約をすれば、製作体験もできます。

ほかにも敷地内には、ヤマザクラなどの群生する「自然の森」、様々な水生植物が自生する「自然観察園」があります。

[問]0852-28-0040[開館]9:00〜17:00(民話館16:30まで[休み]月曜、祝日の場合は翌日休[料金]民話館400円、こうげい館無料(体験は有料、予約制)[交通]松江駅から一畑バスで34分、大庭車庫下車すぐ、[駐車場]30台[場所]松江市大庭町1614

 
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