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安来市観光 ─清水寺─

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【厄払いの「清水寺」中国観音礼場28番】
 
清水寺(きよみずでら)は、島根県安来市にある天台宗の寺院。

当清水寺は1420年余前、用明天皇2年(西暦587年)山城国の住人、尊隆上人によって開かれたお寺です。

山号は瑞光山。中国観音霊場第28番札所、出雲観音霊場第27番札所、出雲國神仏霊場第11番札所。開山は尊隆上人、本尊は十一面観世音菩薩。

寺伝によると当時は山深く谷窮まり、老松古柏が鬱蒼と生い茂り、近づく者とてない気味の悪い山であったと。ところが夜になると里に向かって一条の光が現れ、里人を怖がらせていた。

そんな折り、山陰道を巡錫中の尊隆上人が通りかかり、十神山の神の願いを受け、光の源を探るべく山の中腹まで登ってくると、1人の白髪の老人が現れ「今日まで観音様をお祀りしてきたが、そろそろ次の世に往かねばならぬので替わりに観音様をお祀りしてくれる人を探していた。」と一体の霊像託された。尊隆上人は小さな草堂を結んで霊像を安置したのがお寺の始まりです。

しかし、当時は水が一滴も水が出なかったそうで、一週間の間、水が出るように密行を施すと、草堂の直ぐ側から水が湧き出し、その水が雨期にも濁ることなく、乾期にも枯れることなく、常に清い水を湛えたところから、山号を「観音様に巡り合える幸せな光が出た」ことから瑞光山とし、寺名を清水寺と名付けたと伝えられている。

推古天皇5年(597年)、天皇は瑞夢に清水寺の観音、厄ばらいの霊験あらたかなることを感得され、詔を奉じて新たに本堂を造営させ、斎田を施して、鎮護国家の道場としたもう。その後幾多の星霜を経て堂塔伽藍ことごとく荒廃し、中興開山盛縁上人16歳で登山、復興に努めるも道険し、そんな折り、平城天皇瑞夢にてその努力を知られ、詔を奉じて堂舎を再興させる。大同元年(806年)3月、都より多くの公家を迎えて盛大な落慶式を営む。正に絵巻を見るが如くであったと伝えられている。

これにより当寺は中国地方随一の伽藍を誇ったとのこと。その後は朝廷、豪族の庇護を受けて益々栄え、盛時には僧坊48を数えた云われる。しかし戦国時代となり、尼子と毛利の戦いに巻き込まれ、尼子軍が根本堂に立て籠った為、毛利軍によって焼く打ちに合い、根本堂のみを残して全山廃尽に帰すも、勝った毛利家、江戸時代に入ってからは松江藩主代々の庇護を受け、今日の姿に復興した。

開創当寺の宗派は不明であるが、承和14年11月比叡山の慈覚大師円仁、唐留学の帰路当山に立ち寄られ、秘密大潅頂光明真言(今日の諷誦法要)の秘法と精進料理(現在の清水精進料理、清水羊羹の元)を伝習される。これを機に天台宗となり比叡山延暦寺を本山とする。以後天台密教を修法する祈祷寺として今日に至る。

推古天皇の勅願以来厄ばらいのお寺として、また山陰における観音信仰の道場として広く信仰を受け、今日では

 1,出雲の国神仏霊場第11番

 2,出雲の国観音霊場第21番

 3,中国観音霊場第28番

霊場として多くの参拝を頂いている。

5万坪の境内には、三重塔など、県や国の重要文化財も数多く、荘厳な空気に包まれています。境内にある旅館では、寺坊伝統の肉、魚を一切使わないヘルシーな精進料理も名物。

約100本のソメイヨシノが三重塔を背景に咲く春の風景も情緒豊かです。

清水寺ホームページ

【清水茶屋「ゆう心」精進料理】
 
清水寺駐車場に隣接する「ゆう心」は、お気軽に清水寺名物の「精進料理」を食することが出来ます。
精進料理は清水寺が女人禁制の密教道場であったため、数多くの寺坊はすべて在家男子が厨を受け持ち、精進料理を継承して来たものを、徳川末期に参拝者の利用の便の為、茶屋業が許された際の条件として精進料理に限定され、その技法が伝授されたものであります。

精進料理食事処 清水茶屋 ゆう心
〒692-0033 島根県安来市清水町10-7 TEL 0854-23-1100 FAX 0854-23-1900
営業時間 11:00〜17:00(上記以外は予約制です)

 
清水茶屋「ゆう心」
 
【大門】
 
門前でバスを降りて参道を進むと大門がある。

門の前に仏の聖句が墨書してあるので是非読んで意味を考えてください。

本堂に意味を解説したチラシを置いているので確認してください。

  
 
【清水寺参道】
 
大門を過ぎて石畳の坂を上がる。

このあたり、松や杉の老木が枝を差しかわす中に、モミジや桜が四季折々に彩りを添える。

一刻一刻と変化する陰影の醸し出す景観は参拝者の心に滲み入る。

 
 
【弁天堂】
 
境内に入ると一番最初に目に入るのが弁天堂、ご存じのように商売繁盛の神様。

お使いは白蛇で水商売に特に御利益があると信じられている。

池には大きな金魚が泳いでいるが、毎年4月29日に日頃の殺生を懺悔し、放生会を行っている。

様々な命を頂戴して今日生かさせて戴いていることに感謝して。

 
【宝蔵(宝物館)】
 
清水寺は山陰でも有数の仏教美術の宝庫であり、この宝物館は杉井坊跡地に昭和47年に建てられました。

中には当山のご本尊であった十一面観世音菩薩立像(重文)、山陰の大仏とも呼ばれる阿弥陀如来坐像(重文)、出雲地方では珍しい阿弥陀三尊座像(重文)の他、多くの寺宝が収められています。

公開は毎年4月26日〜5月6日、11月1日〜11月10日の2回一般公開している。

尚、拝観希望の方は1週間前後前に予約いただければ公開します。

拝観料は1人300円

 
 
【蓮乗院】
 
不昧公ゆかりの古門堂と厳松軒の二つの茶室が有名。茶庭は自然を生かした立体式で、山陰でも珍しい沙羅双樹の大木がある。

鶴亀の庭

蓮乗院の表書院からは鶴亀の庭が眺められます。

この庭は回遊式の庭園で、縁側から降りて三重の塔を借景として庭園を横から眺め、更に木々の間を後ろから回って高台に上り見晴らしを楽しむと、茶室古門堂露地へとつながっています。

古門堂露地

露地の門をくぐると待合があり、その向かいには岩肌に霧島と年月を経た苔が息づき、自然の厳しさがみなぎっています。

露地からは蓮乗院母屋の茶室厳松軒、男滝、女滝を持つ茶庭から古門堂へとつながっています。

茶室古門堂

茶室古門堂は清水寺大門の廃材を以って建てられた茅葺、入母屋造りの草庵です。

中央の灯籠は丸柱のあんどん式で、茶室、水屋、台所の三室を照らす独創的な 造りとなっており、他に例をみない大胆な名茶室といわれております。

その茶開きの正客として松平不昧公を迎え、大茶会が催されたと伝えられております。

鶴亀の庭の沙羅双樹

全国でもこれほどの沙羅双樹(夏椿)は珍しいそうで、蓮乗院では、毎年7月初旬の日曜日に『沙羅双樹の茶会』として、朝から大茶会が開かれます。

蓮乗院
〒692-0033 島根県安来市清水町528  Tel.0854-22-2046
拝観時間 9:00〜17:00 9:00〜18:00(4月〜9月)年中無休
料金 大人700円(抹茶付きはプラス300円)

 
 
【稲荷社参道の紅葉】
 
根本堂への石段の石垣の上は、稲荷社への参道である。

稲荷社へは右手の道を登れば稲荷社を経て根本堂に行くことが出来る。

 
 
【杉林にひっそりと佇む稲荷社】
 
思わず写真に撮りたくなる風情のある空間がここにはある。

針葉樹の緑が変化にとんだ山肌に配され、稲荷神社特有の赤い鳥居のバランスが美しい景観を醸し出す。

 
 
【根本堂の境内からの眺望】
 
紅葉時期は針葉樹の緑と広葉樹の赤、黄色のハーモニーが素晴らしい景観を見せる。
 
 
【護摩堂と香龍堂】
 
護摩堂は観音様の侍者としてご本尊をお護りし、観音様の救済のお手伝いをする不動明王をお祀りするお堂です。

現在は護摩を焚くと共に絵馬堂としても使用しています。

お香はよい香りで汚れた身体を浄める役割をします。

お寺では手水舎で口と手を浄め、観音様にお参りする前に再度お香で身を浄めます。

お線香を焚いて身を浄め、観音様にお参りください。

 
 
【本堂の周囲】
 
護摩堂・御法堂・阿弥陀堂・毘沙門堂などの諸堂が配される。
 
 
【根本堂(国指定重要文化財)】
 
清水寺の本堂で、正式には根本堂といいます。

室町初期の明徳4年(1393)に建立され、戦国の兵火をまぬがれた唯一の建物で、平成4年(1992)に4年6箇月をかけた全面解体修理が完了し、現在の姿となっています。

現在国の重要文化財に指定されています。

ご本尊は秘仏で、厄よけの観音様と信仰される、四臂十一面観音をお祀りしています。

厄ばらいの等のご祈祷希望の方は祈祷受付にお申し出下さい。

尚、お納経・御朱印も受け付けております。※清水寺境内参拝は無料です。

 
 
【鮮やかな紅葉が見事な根本堂のモミジ】
 
紅葉は天候により鮮やかさが年々により変わりますが、根本堂横のこのモミジはいつ訪れても、変わりなく鮮やかな紅葉を見せてくれる。
 
 
【毘沙門堂】
 
観音様の侍者の一人で、多聞天とも呼ばれ、武運長久の神として信仰されていたが今日では商売繁盛の神様として信仰されている。

このお堂の本尊、毘沙門天は米子城主中村一忠公が米子の浜で毘沙門像を拾われ、当寺に奉納された。

その仏像を体内に入れて作られたのが本尊の毘沙門天と言い伝えられている。

 
 
【清水寺境内の瑞泉堂売店】
 
境内には、清水寺の景観に溶け込んだ、歴史を感じさせる土産物を販売する売店があります。

すべての売店は、清水羊羹の製造元ですので、清水羊羹と地元の特産品を買い求めることができます。

瑞泉堂の売店は、清水寺本堂「根本堂」を三重塔に向かうと、毘沙門堂に隣接して建っています。

覗くと、看板娘のおばあちゃんに次期社長さんのニコヤカナな笑顔がありました。

遠藤さんの家はお寺の総代などもされていたので、お寺のことは大変詳しく、面白い話が聞けるかも。

 
瑞泉堂
 
 
【三重の塔(県指定重要文化財)】
 
この三重塔は安政6年(1859年)の完成で、山陰唯一の多宝塔である。

この塔は名もない庶民が1万人講を組織し、その尊い浄財で建てられた。

総ケヤキ造り、地上から相輪までの高さは33メートルです。

軒下には、細かな装飾が施され、また、登ることも許されています。

安来市内を始め中海が一望でき、夏この塔上で座禅を組むと最高、またここから眺める夕日は格別である。

土日祝日の晴れの日は一般公開している。

塔閣料:大人1人200円